安全栓についての過去問
今回のテーマは、 「安全栓について」です。
消防試験研究センターが公表している過去問でも、「安全栓」についての問題が取り上げられています。
>>消防試験研究センター公表の過去問
これを考えると、安全栓の役割とその重要性がより一層明確になります。
過去問の改題も掲載しておりますので、ぜひご覧になってください。
【本文】
■ 目次
■ 安全栓について
■ 安全栓についての過去問の改題
■クロスワードパズル参加者大募集です!
■ 安全栓について
消防設備士乙種6類の試験で、安全栓についての問題がよく出題されております。
消火器の安全栓とは、不意の誤放射を防止するための安全装置です。
消火器の上部にあるレバーに付属しており、引き抜くことで外れる仕組みになっています。
これにより、地震や衝突などで消火器が倒れた際に誤って放射されるのを防ぎます。
【筆記試験でよく出題される「安全栓」に関する事項】
・1動作で容易に引き抜くことができ、封が施されていること
・リング部は上レバーの穴から引き抜く方向に引いた線状にあること
・内径が2cm以上のリング部
・上方向に引き抜くよう装着されていること
・リング部の塗色は「黄色」
■ 安全栓についての過去問の改題
【問題】消火器の安全栓に関して、規格省令で定められた内容に誤りがあるものはどれですか?
(1)消火器の安全栓は、消火器の作動操作をしているとき自動的に外れるものであること。
(2)不意の誤操作を防止するためのものである
(3)1動作で容易に引き抜くことができ、封が施されているものであること。
(4)手動ポンプで作動する水消火器と、転倒の1動作で作動する泡消火器には設けなくてよい。
【答え】
(1)が誤り
消火器の安全栓は、不意の誤放射を防止するために設けられており、消火器を使用する際には手動で引き抜く必要があります。自動的に外れることはありません。
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■補足説明
消火器の安全栓は、消火器の不意の誤放射を防ぐための安全装置です。
消火器には、不意の誤放射を防止するため安全栓を設けなければいけません。
安全栓の使用方法は、火元にある程度近づいたら、消火器の上部に付いている黄色い安全栓を引き抜きます。
(緊急時にすぐに対応できるように、安全栓は迅速に引き抜けるように設計されています。)
安全栓は、これが抜けると誤作動を招く原因になるので、注意が必要です。
【関係リンク】
■公表過去問の内部リンク
>>メルマガ2024年10月5日発行分
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(過去問は内容をアレンジしています。)
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