消火器の性能に関する過去問
今回のテーマは、 「消火器の性能に関する過去問」です。
消防試験研究センターに掲載されている過去問から「消火器の性能に関する問題」について解説します。
(過去問は内容をアレンジしています。)
また、最後に 消防設備士クイズも掲載しておりますので、ぜひチャレンジしてみてください。
【本文】
■ 目次
■ 消火器の性能に関する過去問
■ 消防設備士クイズ
■クロスワードパズルに挑戦してみよう!
■ 消火器の性能に関する過去問
消防試験研究センターに掲載されている過去問が更新されました。
今回は、更新された過去問から「消火器の性能に関する問題」について解説します。
なお、問題は掲載されている内容をアレンジしております。
【問題】
次に示すのは、「消火器の性能」に関する記述です。誤っているものはどれですか?
(1)粉末消火器には、普通火災、油火災、電気火災のいずれの火災にも適応するものが存在する。
(2)二酸化炭素消火器は、消火した後の汚れが少なく電気絶縁性が大きいので、電気火災の消火に適応する。
(3)機械泡消火器は、水性膜泡などを使用しており、普通火災、油火災の消火に適応する。
(4)強化液消火器は、水系消火器として冷却作用と再燃防止作用を有することから、普通火災の消火のみに適応する。
【答え】
(4) 強化液消火器は、棒状放射により消火するものは普通火災のみの適応となりますが、霧状放射により消火するものは、普通火災、油火災、電気火災のいずれの火災にも適応します。
一般に市販されている強化液消火器は「霧状放射により消火する」もので、普通火災、油火災、電気火災のいずれの火災にも適応します。
【関係リンク】
棒状放射と霧状放射の解説は、以下のブログをご覧になってください。
【電気絶縁性についての補足説明】
電気絶縁性とは、電気を通しにくい性質のことを指します。
電機絶縁性が高い材料は、電気機器や配線の安全性を確保するために非常に重要です。
例えば、電線の被覆には、電気絶縁性の高い材料が使われています。
■ 消防設備士クイズ
【問題】二酸化炭素消火器の適応火災で、次のうち適応しないものはどれですか?
(1) 普通火災
(2) 油火災
(3) 電気火災
【答え】
(1) 普通火災
ガス系の消火器(二酸化炭素消火器、ハロゲン化物消火器)は、普通火災には適応しません。
■クロスワードパズルに挑戦してみよう!
消防設備士乙種6類で消火器の点検整備ができる!
気になったら、クロスワードパズルに挑戦してみよう!
毎月抽選で5名様に「防災クリアファイル」をプレゼント!
【締め切り】2024年12月31日です。こちらよりぜひ挑戦してみてください!!
■公表過去問の内部リンク
□「受かるメルマガ」で合格への近道を!
みのおか式消防設備士乙種6類通信講座では、合格に役立つ情報を満載した「受かるメルマガ」を配信しています。
このメルマガでは、以下のような内容を掲載いたします。
試験の出題傾向や頻出問題の解説
効果的な勉強法や学習の進め方
受講生の合格体験談やモチベーションアップのヒント
実技試験対策のポイント
「どこから手を付けたらいいのかわからない」「試験対策に不安がある」そんな方も、ぜひご登録ください!