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【メルマガ】2024年10月5日分

消火器の性能に関する過去問

今回のテーマは、 「消火器の性能に関する過去問」です。

 

消防試験研究センターに掲載されている過去問から「消火器の性能に関する問題」について解説します。

 

(過去問は内容をアレンジしています。)

 

また、最後に 消防設備士クイズも掲載しておりますので、ぜひチャレンジしてみてください。


【本文】


■ 目次

■ 消火器の性能に関する過去問

 

 

■ 消防設備士クイズ

 

 

■クロスワードパズルに挑戦してみよう!


■ 消火器の性能に関する過去問

消防試験研究センターに掲載されている過去問が更新されました。

 

今回は、更新された過去問から「消火器の性能に関する問題」について解説します。

 

なお、問題は掲載されている内容をアレンジしております。

 

 

【問題】

 

次に示すのは、「消火器の性能」に関する記述です。誤っているものはどれですか?

 

(1)粉末消火器には、普通火災、油火災、電気火災のいずれの火災にも適応するものが存在する。

 

(2)二酸化炭素消火器は、消火した後の汚れが少なく電気絶縁性が大きいので、電気火災の消火に適応する。

 

(3)機械泡消火器は、水性膜泡などを使用しており、普通火災、油火災の消火に適応する。

 

(4)強化液消火器は、水系消火器として冷却作用と再燃防止作用を有することから、普通火災の消火のみに適応する。

 

 

【答え】

 

(4) 強化液消火器は、棒状放射により消火するものは普通火災のみの適応となりますが、霧状放射により消火するものは、普通火災、油火災、電気火災のいずれの火災にも適応します。

 

一般に市販されている強化液消火器は「霧状放射により消火する」もので、普通火災、油火災、電気火災のいずれの火災にも適応します。

 

 

【関係リンク】

 

棒状放射と霧状放射の解説は、以下のブログをご覧になってください。

 

>>棒状放射、霧状放射とは?

 

 

【電気絶縁性についての補足説明】

 

電気絶縁性とは、電気を通しにくい性質のことを指します。

 

電機絶縁性が高い材料は、電気機器や配線の安全性を確保するために非常に重要です。

 

例えば、電線の被覆には、電気絶縁性の高い材料が使われています。


■ 消防設備士クイズ

【問題】二酸化炭素消火器の適応火災で、次のうち適応しないものはどれですか?

 

(1) 普通火災

 

(2) 油火災

 

(3) 電気火災

 

 

【答え】

 

(1) 普通火災

 

ガス系の消火器(二酸化炭素消火器、ハロゲン化物消火器)は、普通火災には適応しません。


■クロスワードパズルに挑戦してみよう!

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【締め切り】2024年12月31日です。こちらよりぜひ挑戦してみてください!!

 

 

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■公表過去問の内部リンク


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