長さを表す単位は機械に関する基礎知識で必要
消防設備士乙種6類の計算問題で分かりにくい単位換算
消防設備士乙種6類の試験で「機械に関する基礎的知識」に関する問題は、5問出題されます。
その中で、計算問題が数問出題されています。
計算問題でわかりにくいのが単位換算です。
「みのおか式 消防設備士乙種6類 通信講座」でも、単位換算がよく分からないという意見がありました。
そこで、今回は、消防設備士乙種6類の試験に出る『長さを表す単位』についてお話します。
消防設備士乙種6類試験で出る長さの単位
長さを表す単位は色々ありますね。
アメリカでは「インチ」「フィート」などが使われています。
日本では「尺」「寸」などの昔からの単位を使用する場合もありますが、一般には「ミリメートル」「センチメートル」「メートル」「キロメートル」などがよく使われています。
消防設備士乙種6類 試験の「機械に関する基礎的知識」で使われる長さの単位は、「ミリメートル」「センチメートル」「メートル」です。
「~ミリメートル」は「~ミリ」、「~センチメートル」は「~センチ」と略していうことがよくあります。
記号は、「メートル」が「m」、「センチメートル」が「cm」、「ミリメートル」が「mm」です。
「m」と「cm」と「mm」の関係は次のようになります。
1m=100cm=1000mm
例えば、10cm=0.1mですので、
50cmは、0.1mの5倍で0.5mとなります。
つまり、50cmは1mの半分の長さということになります。
また、10cm=0.1mですので、
30cmは、0.1mの3倍で0.3mとなります。
つまり、30cmは1mの0.3倍の長さということになります。
【問題】
① 1000cmは、何mですか?
② 3cmは。何mですか?
【答え】
① 10m
100cm=1m です。
ここで、1000cmは100cmの10倍なので、
1000cm = 100cm×10倍 = 1m×10倍 = 10m
となります。
② 0.03m
300cm=3m です。
ここで、3cmは300cmの100分の1なので、
3cm = 300cm×(1/100) = 3m×(1/100) = 0.03m
となります。
長さの単位の換算は、以下のページを開いて必要な数値を入れると換算できますので、試しにいろいろチャレンジしてみてください。
【補足説明】
長さの単位とは、物体の長さや距離を測るために使われる単位のことです。
長さの単位には様々な種類がありますが、現在では国際単位系 (SI) におけるメートル (m) が最も広く使われています。
メートルは、真空中で光が1秒の299 792 458分の1の時間に進む距離と定義されています。
メートルはSIの基本単位の一つであり、他の長さの単位はメートルを基準にして作られています。
例えば、センチメートル (cm) はメートルの100分の1、キロメートル (km) はメートルの1000倍です。