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業務用消火器と住宅用消火器のお話

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「業務用消火器」と「住宅用消火器」みた目は同じだけど…

消防設備士乙種6類

■ 使用期限や法定点検の義務に違いがある

消火器は、「業務用消火器」と「住宅用消火器」に分類されます。

 

「みのおか式消防設備士乙種6類通信講座」の受講者の方から、「業務用消火器と住宅用消火器、みた目は同じだけど、どこが違うのですか?」というご質問をいただきます。

 

「業務用消火器」と「住宅用消火器」は、外観が似ていても使用期限や法定点検の義務などについて違いがあります。

 

消防法で定義される防火対象物に設置する場合は「業務用消火器」を設置します。

 

一方、一般家庭に設置する場合は「住宅用消火器」の設置が奨励されています。

 

ここで、「業務用消火器」「住宅用消火器」それぞれについて解説します。

■ 業務用消火器とは

業務用消火器は、防火対象物として消防法で定められた建物や施設に設置することを前提とした消火器です。

 

消火薬剤の詰め替えが可能で、使用期限が約10年です。

 

6か月ごとに法定点検を行う義務があります。

 

業務用消火器は、容器の外面の25%以上を赤色にすることが規定されています。

 

また、消火能力単位を表記しているほか、適用火災を絵で表記しており、普通火災(A)、油火災(B)、電気火災(C)の絵表示があります。

 

まとめると、

 

・消火薬剤の詰め替えが可能

・使用期限が、おおむね10年

・6カ月ごとの法定点検が必要(防火対象物に設置した場合)

・消火器の外面の25%以上を赤色とすること

 

なお、業務用消火器の適応火災の絵表示は以下の図のようになります。

業務用消火器の適応火災の絵表示
業務用消火器の適応火災の絵表示

■ 住宅用消火器とは

住宅用消火器は、家庭で使用することを前提とした消火器です。

 

消火薬剤の詰め替えができず、使用期限が約5年です。

点検の義務はありませんが、定期的に外観を確認することが推奨されています。

 

住宅用消火器は、容器の色に規制がないため、カラフルなデザインのものもあります。

また、適用火災を絵で表記しており、普通火災(木材や紙など)、油火災(油やガスなど)、電気火災(電気設備や電気器具など)の絵表示があります。

 

まとめると、

 

・消火薬剤の詰め替えができない

・使用期限が、おおむね5年

・点検の義務なし

・塗色の規制がないため、カラフルなデザインのものもある

 

※カラフルなデザインの消火器の例として、HATSUTAさんの「ハローキティ住宅用消火器」があります。

 

以下のリンクを開いてご覧になってください。

なお、住宅用消火器の適応火災の絵表示は以下の図のようになります。

消防設備士乙種6類
住宅用消火器の適応火災の絵表示

消防設備士乙種6類試験で出されるのは業務用消火器

尚、消防設備士乙種6類の試験では、防火対象物として消防法で定められた建物や施設に設置することを前提とした「業務用消火器」についての問題が出題されます。

 

「業務用消火器」と「家庭用消火器」の違いに関する関係リンクは、以下の通りです。

 

【関係リンク】

 

>>消火器の家庭用(住宅用)と業務用の違い

>>業務用消火器と家庭用消火器の違い

 

 

 

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