加圧の方式による消火器の分類
6月24日配送分です
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今回のテーマは、「加圧の方式による消火器の分類」です。
「各消火器の加圧の方式」は、消防設備士乙種6類の筆記試験で必ず出題されます。
また、実技試験でもよく出題されています。
「みのおか式消防設備士乙種6類通信講座」のオリジナルテキスト「消防設備士乙種6類重要事項のまとめ」では、「各消火器の加圧の方式」について表にしてまとめています。
こちらのリンクにその表を紹介しておりますので、ご覧になってください。
【関係リンク】
■ メルマガの記事の内容
【目次】
■ 加圧の方式による消火器の分類
■ 消防設備士クイズ
【本文】
■ 加圧の方式による消火器の分類
□ 蓄圧式
・蓄圧式強化液消火器、蓄圧式機械泡消火器、蓄圧式粉末消火器(蓄圧式〇〇消火器)
・二酸化炭素消火器、ハロゲン化物消火器(消火薬剤自身の圧力により放射する)
□ ガス加圧式
・ガス加圧式粉末消火器
□ 反応式
・化学泡消火器
■ 消防設備士クイズ
【問題】次の消火器で、蓄圧式に分類されるものはどれですか?
(1) 化学泡消火器
(2) ガス加圧式粉末消火器
(3) 二酸化炭素消火器
【答え】
(3) 二酸化炭素消火器
二酸化炭素自身の圧力により放射する蓄圧式に分類されます。
■ 補足説明
□ 蓄圧式
蓄圧式の消火器は、本体容器内に消火薬剤とともに放射圧力源となる圧縮ガス(窒素ガスなど)が常時蓄圧されており、レバーの操作によって消火薬剤がノズルより放射されます。
そのほか、消火薬剤自身の圧力により放射する「二酸化炭素消火器」「ハロゲン化物消火器」も、蓄圧式に分類されます。
「二酸化炭素消火器」と「ハロゲン化物消火器」が蓄圧式に分類されるという事項は見落としやすいので、注意しておいてください。
関係リンクも併せてご覧になってください。
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□ ガス加圧式
手提げ式消火器の場合は、消火器本体の内部に小型の加圧用ガス容器(ボンベ)を組み込んだ構造で、レバーを強く握ると、カッターで加圧用ガス容器(ボンベ)の封板がやぶられ、ガスが消火器内部に噴出されます。
その圧力によって、消火薬剤がノズルから放射されるしくみです。
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□ 反応式
容器内でA剤とB剤が混ざることで二酸化炭素を含む泡を発生させることで放射します。
使用時に化学泡消火器を転倒させることによりA剤とB剤を混合させ、化学反応により発生した二酸化炭素で泡を放射します。
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