メルマガ5月27日
5月27日配送分です
【目次】
■ 消火器具の設置義務に関する例題
■ 消火器具の設置義務に関する問題
【本文】
■ 消火器具の設置義務に関する例題
「消火器具の設置義務」について、受講者の方のレポートで間違いのあった問題を解説します。
【問題】次の防火対象物で、消火器具の設置が必要なものは?ただし、いずれも2階以下で普通階とする。
イ.延べ面積250㎡の美術館
ロ.延べ面積250㎡の事務所
ハ.延べ面積250㎡の神社
二.延べ面積250㎡の寄宿舎
【答え】
グループ分けは、
・延べ面積150㎡で消火器具の設置義務あり→二
寄宿舎…人が多く集まっている所
・延べ面積300㎡で消火器具の設置義務あり→イ~ハ
美術館、事務所…学校関係、神社…神社関係
イ~ハについては、延べ面積250m2に対して、「延べ面積300m2以上で設置義務がある」という条件を満たしていないので、設置義務がない
ここで、二は延べ面積250m2に対して、「延べ面積150m2以上で設置義務がある」という条件を満たしているので、設置義務がある
従って、二が答えとなります。
■ 消火器具の設置義務に関する問題
【問題】次の防火対象物で、消火器具の設置が必要でないものは?ただし、いずれも2階以下で普通階とする。
イ.延べ面積250㎡の小学校
ロ.延べ面積250㎡の劇場
ハ.延べ面積250㎡の地下街
二.延べ面積250㎡の店舗
【答え】
グループ分けは、
・延べ面積に関係なく設置義務あり→ロ劇場…娯楽関係 ハ地下街…避難が困難な場所
・延べ面積150m2で消火器具の設置義務あり→二 店舗…人が多く集まっている所
・延べ面積300m2で消火器具の設置義務あり→イ 小学校…学校関係
ここで、イについては、延べ面積250㎡に対して、「延べ面積300㎡以上で設置義務がある」という条件を満たしていないので、設置義務がない
従って、イが答えとなります。
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