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「みのおか式消防設備士乙種６類通信講座」の受講者の方から、「各消火器の放射」について教えてくださいというご要望がありました。

消防設備士乙種６類の試験で重要な箇所が含まれておりますので、詳細を解説します。

蓄圧式水消火器、蓄圧式強化液消火器、蓄圧式機械泡消火器、蓄圧式粉末消火器は図のようになります。（４つが同じ仲間）

消火器の中に消火薬剤と圧縮ガスが入っていて、圧縮ガスの力により放射します。（圧縮ガスが入っている→蓄圧式）

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二酸化炭素消火器などのガス系の消火器は、消火器の中に消火薬剤（二酸化炭素またはハロゲン化物）が入っていて、消火薬剤自身の力により放射します。

（消火薬剤自身の力により放射→これも蓄圧式）

ここで、二酸化炭素は消火器の中では大きな圧力で液体の状態で入っており、レバーを握ると気体になって放射されます。

「消火器の中では二酸化炭素が液体の状態」というところが、実技で出題されているようです。

化学泡消火器は、消火器本体を転倒させて使用します。

そうすると、内筒についているフタが外れ、Ａ剤とＢ剤が混ざって化学反応し、その時、化学泡と二酸化炭素が発生します。

（転倒式化学泡消火器）

その化学反応でできた二酸化炭素の力により放射します。

破がい転倒式化学泡消火器は、フタの代わりに封板がついていて、押し金具をたたくことで内筒についている封板が破れ、転倒させて消火薬剤を放射します。

①押し金具をたたく②転倒させる　の２動作となります。