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飛沫防止シートによる火災

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コロナ対策の飛沫防止シートで火災

レジでライターを点火し、シートに燃え移る

新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、お店のレジカウンターに「飛沫防止シート」が取り付けられています。

 

先日、大阪のショッピングセンターで、お客さんがレジカウンターでライターを試しに点火したところ、「飛沫防止シート」に燃え移ったという火災が起こりました。

 

幸い、大きな火災になりませんでしたが、今後大きな火災が発生する可能性があるということで、消防が注意を呼びかけています。(NEWS WEB NHKニュースより)

防炎機能がない燃えやすいシートから火災が発生

今回の火災が起こった「飛沫防止シート」は、防火機能のないものでした。


「飛沫防止シート」には防炎機能があるシートがありますが、品薄状態であったため、防炎機能がない燃えやすいシートを使用されていたようです。

 

尚、業務用ビニールカーテンの専門店「ビニプロ.com」さんでは、工場、倉庫、店舗などを間仕切りするとき防炎機能がないシートを使用すると大変危険であるということから、防炎、不燃のシートの使用を奨励されています。

 

>>ビニプロ.comさんホームページ

 

飛沫防止シートによる火災を防止するために

「飛沫防止シートによる火災」を防止するため、消防などでは、

 

■「飛沫防止シート」付近で火気の使用、喫煙は絶対しない

 

■  ライターなどは店員の目の届く位置で管理する

 

「飛沫防止シート」は燃えにくいシートを使用するよう努める

 

ように注意を呼びかけています。

 

消防法による規制は?

高さ31mを超える建築物、地下街、劇場、旅館、病院などで使用する、どん帳、カーテン、暗幕などは、防炎性能があるものを使うよう規制されています。(防炎の規制)

 

ここで、「飛沫防止シート」がカーテンとみなされるかは、設置されている状況により変わってくるようです。

いずれにしても、類似火災が起こらないよう心がけることがたいせつであると思います。

 

消防設備士乙種6類で防火の知識を!!

百貨店、病院、旅館などの建物は、その使いみち、大きさ、収容人数に応じて消防設備の設置が法律により義務づけられています。

 

それらの工事、整備等を行うには、消防設備士の資格が必要です。

 

消防設備は、スプリンクラー設備、消火器、金属製避難はしごなどがありますが、消防設備の中で、日常なじみの深い消防設備は消火器です。

 

消火器を整備するには、消防設備士乙6類」の資格が必要です。

 

また、日常における防火の知識としても重要であり、取得すると就職転職にも有利になります。

 

「消防設備士乙種6類」の資格は、技術系の国家試験では入門的な資格で、受験料も安いです。

また、試験日が多いことも特徴です。

 

■ 就職、転職で資格を取っておきたい方

■ 自分を高めるためなにか資格を取ろうと考えられている方

■ 失業中でどうしても資格が欲しい方

■ いくつか資格を持っているが、他の資格を取得したい方

■ 女性の方で技術系の分野に興味がある方

 

 

 ぜひ、「消防設備士乙種6類」の受験を検討してみてください。

 

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