消防設備士乙種6類 消火方法について
消防設備士乙種6類筆記試験の「消火器の構造、機能、整備」に関する科目では、消火器の消火方法について問う問題が出題されます。
消火方法はどのようなものがあるのか、また、それに当てはまる消火薬剤についてまとめました。
■ 消火方法は、「冷却消火」「窒息消火」「抑制作用による消火」
消防設備士乙種6類 試験の「消火器の構造、機能、整備」の科目では、最初に『消火器の適応火災』『消火器の消火薬剤』『消火器の消火方法』について勉強すると、全体が理解しやすくなります。
ここでは、『消火器の消火の方法』はどのようなものがあるのかお話します。
『消火方法』は、危険物取扱者の試験においても基本となる重要な事項ですので、受験される方はよく確認してください。
『消火方法』には、「除去消火」「冷却消火」「窒息消火」「抑制作用による消火」があり、消火の四要素と呼ばれています。
消火器を使用しての消火方法は、この中の「冷却」「窒息」「抑制」による消火です。
筆記試験では、
【問】〇〇消火器の構造、機能に関する記述で誤っているものは?
【選択肢】窒息作用により消火する
といった形式の問題が出題されやすいようです。
消火方法と対応する消火薬剤の組み合わせを、以下のような語呂合わせで作ってみました。
参考にしてみてください。
「冷却消火」
熱源から熱を奪い、可燃物の温度を下げて消火する方法。強化液、泡など水、泡系の消火薬剤は冷却消火です。
【語呂合わせ】強力な水鉄砲(泡)で冷却した。
強化液 水 泡 冷却
「窒息消火」
酸素供給体を取り除いて消火する方法。泡、ガス、粉末の消火薬剤は窒息消火です。
【語呂合わせ】バブル(泡)、ガス、粉々にはじけて窒息した。
泡 ガス 粉末 窒息
「抑制消火」
燃焼の連鎖反応を抑制することで、燃焼を抑える。強化液、ハロゲン化物、粉末の消火薬剤は抑制作用による消火です。
【語呂合わせ】ハロウィンの紛争(ふんそう)を強力に抑制した。
ハロゲン化物、粉末、強化液、抑制
■ 「消防設備士乙種6類」を受験される方は、「みのおか式消防設備士通信講座」で!!
『みのおか式消防設備士乙種6類通信講座』は、自分のペースに合わせて勉強できます。
また、うすくて分かりやすいテキストは、休憩時間などの「すき間時間」を利用して勉強することができます。
『みのおか式消防設備士乙種6類通信講座』の申し込みの検討をよろしくお願いします。
『みのおか式通信講座』では、みなさまが合格できるよう全力でサポートいたします。