消火器には、様々なタイプの消火薬剤があります。
その中で、「消火薬剤の主成分が炭酸水素ナトリウム」というものがあります。
実は「炭酸水素ナトリウム」は、日常生活において、料理などで幅広く利用されている「重曹」と呼ばれる物質なのです。
ここで「料理における炭酸水素ナトリウム」と「消火薬剤における炭酸水素ナトリウム」に共通点があれば、「消防設備士乙種6類」試験に出てくる「炭酸水素ナトリウム」という物質について、覚えやすいですよね。
実際、共通点があるか調べてみました。
化学泡消火器は、過去の経験から、消防設備士乙種6類試験の「消火器の構造機能」及び「実技試験」で必ず出題されます。
ここでは、化学泡消火器について解説します。
「消火器の使い方」は、「消防設備士乙種6類」の勉強をするにあたって基本となります。
また、「消火器の使い方」に関連する事項が「消防設備士乙種6類」試験でもよく出題されています。
これから「消防設備士乙種6類」の試験を受けられる方は、ぜひご覧になってください。
消火器の中には、“安全弁”の付いた消火器があります。
「みのおか式消防設備士乙種6類通信講座」の受講者の方から「消火器の安全弁について教えてほしい」という意見がありました。
また、消防設備士乙種6類試験では、過去の経験より“安全弁”に関する問題は、筆記試験の消火器の構造機能の所でよく出題されます。
そこで、安全弁について解説します。
「消火器の種類が多くてごっちゃになります。理解できるよい方法はありませんか?」という意見をよく聞きます。
しかし消火器の外観をみて、消火器の特徴が言えるようになったらしめたものです。
ここで、受講されている方が理解しやすいように「消火器の種類の一覧表」を作ってみました。
ガス系消火器の塗色について問題形式で掲載しております。
ご覧になってください。
先日のオンライン講習で、「二酸化炭素消火器は高圧ガス保安法の適用を受ける」と解説しました。
ここで、「高圧ガス保安法の適用を受けるのであれば、重さは他の消火器より重いのでは?」という疑問がわいてきました。
そこで、二酸化炭素消火器と他の消火器の重さを比較してみました。
前回、「消火器の種類が多くて特徴が覚えられない」という意見に対して、「まず各消火器の外観の一覧表を作り特徴を書いてみよう」という記事を書きました。
消火器の外観を書いて各消火器の特徴をつかんだら、次は消火器の断面図の一覧表を作ってみます。
断面図に部品を書き込み、必要に応じて部品の役割を書くとよいです。
そして、「自分だけの消火器の断面の一覧表」を何度も見返すうちに、消火器の部品が覚えられるようになります。
ガソリンなどの油火災には、水(棒状、霧状)や強化液(棒状)を放射する消火器は使用できないとされています。
この『油火災には、水(棒状、霧状)や強化液(棒状)を放射する消火器は使用できない』という事項は、消防設備士通信講座乙種6類の法令(第6類)ならびに、消火器の構造機能のところでよく出題されます。
さて、『「棒状」と「霧状」とはどのような状態をいいますか?』というご質問を、「みのおか式消防設備士乙種6類通信講座」を受講している方からされることが多いです。
この「棒状」と「霧状」とは、消火器のノズル先端から放射される消火薬剤のパターンが「棒状になっているか?」「霧状になっているか?」ということです。
「消火器の種類が多くて特徴が覚えられない」という声を耳にします。
まず、各消火器の外観の一覧表を作り特徴を書いてみるとよいです。
最初は特徴の数が少なくても、勉強を進めていくうちに数が多くなります。
そして、「自分だけの消火器一覧表」を何度も見返すうちに、消火器の特徴が覚えられるようになります。